英語をマスターするのに何時間必要かと、話題になることがあります。

1,000時間とか、2,000時間とか、それ以上という主張があります。

中学、高校、大学と続ければ、1000時間とか2000時間位にはなるようです。

公立・私立とか、専門によって異なるでしょうから、あくまで目安です。

この辺りの時間数は、多くの方がこなしてきたはずになります。

ここでは、英語認識の学術的議論をするのではなく、それぞれ個人が忙しい日常生活の中で、具体的目標を達成するのにどのようにしたらよいのかを、自分や他の方たちの経験知から情報を提供しています。

すべての方が高度な学術情報に接することができるわけではありません。

また、学術の進展を待って勉強するわけにもいきません。

現実の生活では、英語が必要になって始めることも多いと思います。

また、期間も限られているでしょう。

逆に、いくら期間が長くても、成長してから外国語を学んで、当の外国人と同じようになることはできないでしょう。

ですから、期間については、こう考えたらどうでしょうか。

一生かけて学ぶという意欲はよいと思いますが、当面の期間を区切ることです。

例えば、あなたが3か月後に、海外出張で英語を使わなければならないなら、それまでが当面の期間です。

あなたが1か月後に海外旅行するなら、それまでが期間です。

あなたが、1か月後にTOEICテストを受けようと決意したなら、それまでが期間です。

また、特に現実の期限がない場合でも、ある期間を設定したらどうでしょうか。

人間は、いつでもよいと言われると、いつまでもやりません

目先の締切・用務に時間を使ってしまいます。

これだと、優先順位はどんどん後の方になり、結局、勉強する時間は取れません。

ですから、どれくらいの期間については、1か月後、3か月後、継続する意思に自信があるなら1年後辺りが妥当と思われます。

その決めた期間は動かしてはいけません。

動かすと、それは結局、あなたの意識には、どうでもよいことと同じ扱いとして位置づけられてしまいます。

期間が区切られると、そこに限定性が生じます。

その極限が、例えば明日テストを受けないといけないという限定性です。

あるいは、明日重要な取引で交渉しなければいけないとか、昇進に係るプレゼンテーションをしなければいけないとか。

いずれも、緊張感とともに、集中力が極限まで高まるはずです。

それまでにあなたは、毎日のように勉強や練習を繰り返すと思います。

その時、運命の期日が近づくほど、いやでも集中していきますね。

ですから、期間は短くなるほど、身を入れて課題に没頭するはずです。

こうした経験から、そのような環境を作りだすことを逆算的に考えてみてはどうでしょうか。

具体的には、1か月先ならまず、そのときにできていないといけない事項を明確にすることです。

そして、今度は、そこに到達するまでの課題を出してみます。

それらを1週目、2週目、3週目の目標にします。

例えば、プレゼンテーションを英語ですることになったとしましょう。

1か月後には発表です。

それまでに必要なのは、英語で口頭発表できること、英語の原稿を仕上げること(専門業者に頼むこともあります)、パワーポイントなどの資料を作ること、場合によっては発表あいさつのできること、質疑があれば応答できること、等などです。

必要な発注、確認などもこなさなければなりません。

書き出してみると、いろいろと細かいことが出てくるでしょう。

この辺りは、英語・英会話力よりも、計画力、遂行力、管理力の方が大切ですね。

そうやっていろいろと課題を出していくとたいていは、あと1か月で間に合うだろうか、という不安が生じます。

でも、やらねばなりません。

そういう状態になった時、あなたはもはや、1日のどのような時間に勉強したらよいだろうか、などと考える余裕はありません。

時間の限り、なくても時間を絞り出して、英語の勉強(とプレゼンの諸準備)に没頭すると思います。

そうです、このような心理状態になれば、言われなくても、英語の勉強に励んでいます

ですから、まとめとして、まず期間という限定性を作りだすこと、その中で課題を具体化して1日の課題をはっきりさせることです。

そうすれば、朝早起きするかもしれないし、出勤中に勉強するかもしれないし、早めに職場近くのコーヒーショップに着いて勉強するかもしれないし、夜の一杯を控えて時間を確保するかもしれないし、就寝時間を少し遅くするかもしれません。

時間は、言われなくても、あなたが自ら作りだしているはずです。

 

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