リスニングのコツ

英語の実際の会話を聞き取るには、慣れていないととても苦労するものです。
初めての頃は、ネイティブと対面するだけで、必要以上に緊張してしまいます。
最初のあいさつは、 How do you do ? とか、Nice to meet you. とか言って、握手をしますね。
この握手の時に、まず軽く驚くのが、相手がやや強くこちらの手を握ってくることです。
管理人はアメリカ人とイギリス人(どちらも男性)との握手の感触しか覚えていませんが、それぞれ力強いものでした。
日本人同士のつもりで、やんわりと握るつもりでいたら、ウッと感じます。
どちらかが女性だと違うかもしれませんが。
緊張しているところに、力強い握手をもらい、すでにやや気圧されてしまいます。
その後は、しだいに相手の話しかける英語についていけなくなり、習慣的にうなずく回数が多くなり(相手はこちらが理解していると勘違いし)、アー、ウーと詰まって、出て来るの言葉が断片的、単語的になり、・・・・・
とまあ、こんなパターンでしょうか。
それでも管理人の場合、何年かネイティブ相手に会話練習を続けていると、そこそこのあいさつがスムーズにでき、本題でいささかの議論ができるようになりました。
特に議論では、相手の内容がほぼ理解できると同時に、自分も間をおかずに相手に返答しているのです。
その時の状態をふり返ってみると、以下のようなものでした。
一言でいえば、それは両者が同調している状態ということです。
相手の英語表現がそのまま頭に入り、応答表現が自然と口から出てしまうのです。
相手の常套句などが、いつの間にか自分の口からも出てきます。
相手の表現や表情に自然と集中しています。
そのとき、無用な緊張や圧迫感などは、もちろんありません。
このような体験から、リスニング力の向上に役立つコツをいくつか拾い上げてみましょう。
一つは、単語に一いち引っ掛からないことです。
個別の単語が分からなくても、全体の流れ、フレーズ、抑揚、表情などから、ポイントを捉えることです。
大切な表現と思われることで、どうしても必要だと感じたら、確かめます。
自宅で、音声や動画で学習する場合は、数分の短い会話(長ければ適度に区切る)を繰り返し聞くことです。
まず、全体を把握します。流れも意識して。
何回か聴いて、どうしても分からない表現は、次に集中的に聴いてみます。
字幕などがあれば、そのときに確認します。
その後、慣用的表現、必要な単語は学習するとよいでしょう。
さらに、短縮して使う表現・連結(I haveが I’ve や going toが gonna など)とか、脱落(hot teaが ho’ teaなど)も、日常会話で普通なので、これらも知って慣れるとよいでしょう。
要は、会話で使われる表現は、そのつど勉強しながら、集中して耳を鳴らしていくことが大切だと思います。

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