以下は、「リスニングパワー」で有名なスコットペリー先生の、日本人パートナーであり、All Aboutの英語専門家、英会話講師チカラさんの無料メルマガを参考にして、まとめたものです。

英会話の学習で、ネイティブの英語に触れるとき、初めにつまづく大きな要因の一つが聞き取り・リスニング(ヒアリング)です。

ネイティブの英語が聞き取れない、理解できないということで、つまずいてしまう方が多いのではないでしょうか。

英語が聞きとれないというのは、どういうこと、どういう理由でしょうか。

 

第1に、 あなたの耳が、日本語にはない英語の音を認識できていないことが考えられます。

例えば、英語の音を聞いても、頭の中でカタカナの音に置き換えてしまう場合があります。

apple(りんご)とネイティブが発音したとすると、あなたは無意識的に日本語の「アップル」と頭の中で置き換えてしまうでしょう。

そして、日本語の音を使って「アップル」と発音。

これだと、同じ日本人の間では理解されますが、ネイティブとの会話では、ダメでしょう。

 

第2に、英語の音が認識できるようにはなったけど、ネイティブが話すと、早すぎてよくわからないことがあります。

一人で英語学習するときや、英会話教室などでも、初級のレベルでは、ゆっくりと英語特有の音を聴き取ったり、発音して覚えます。

そのうちに、英語特有の音について、ある程度まで認識できるようになるでしょう。

けれど、実際の会話場面では、通常の会話スピードで話しますから、内容の理解がとても追いつきません。

これは慣れていないことも原因と言えます。

 

第3に、英語の音が認識できるようにはなったけど、ネイティブが言っている内容が理解できない場合があります。

これは単純に、ボキャブラリー不足の理由がありますし、英語としての思考回路ができていないためもあります。

英語の思考回路には、例えば、日本語で話す順序と違う場合が含まれます。

初めにyesかnoを明らかにして話すとか、I think that ・・・・・のように続けるとか。

日本語では、あれこれと述べて、最後に結論ということが多いですね。

初めは、結論が「ハイ」なのか「イイエ」なのか分からないまま、注意して聴いて行かねばなりません。

そして結局、どうなのかアイマイに終ってしまったり。

 

第4に、英語のリズムとイントネーションが身についていないと理解しにくいことがあります。

よく日本語の会話はフラット(平板的)と言われます。

それに対して英語は、話しにリズムやイントネーションが加わります。

これは慣れていないとか、そういう点によく注意していないことが理由に挙げられます。

 

第5に、ネイティブは、いわゆるリエゾンを使って英語を話しているので、知らないと理解できなません。

リエゾンとは、難しい定義は別にして単純化すると、単語と単語がくっついて連結することで、滑らかな音声の流れになるようにするワザようなものです。

日本人の初級者は、一つ一つ単語の発音を正確に覚えて学習し、文になったときも、一つ一つ几帳面に間違わないように区切って発音しがちです。

でも、ネイティブが普通に会話をするときは、単語を一つ一つ区切ったりしません。

単語と単語がつながって発音される時、ある音が変化したり消えてしまったりします。

例えば、以下のような例で、想像してみてください。

Could you が「Couldyuクッジュウ」、have to が「hafta ハフタ」、want to が「wanna ウォナ」、going to が「gonna ゴナ」のように発音されます。

 

第6に、英語では、重要でない単語は弱く発音するので、聞き取りにくいことがあります。

その代わり、重要な単語は、はっきりと強く発音されます。

英語の強弱のパターンに慣れていないためです。

また、英語では、強調して話したいところを、わざとゆっくりと話したり、強調したい単語の前には、少しポーズを入れます。

 

以上のように、英語が聞き取れないのは、理由がいくつもありますが、主に日本語にない英語の音や、会話での英語の発音の変化を理解できてないこと、またそもそも、英会話の速さやリズム・イントネーションなどに慣れてないことが分かりました。

 

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